願いに応える人となる

サイモス60とは何か?カテゴリー「【モノ】CYMOS60」では、小田進一がサイモス60の開発に明け暮れた経緯から、その内容を読み解きます。

小田進一の社会人デビューは電力会社です。大規模プラントを管理する男らしい仕事をしていましたが、今はサイモス60の技術テクノロジーを利用した 化粧品や関連商品の開発・加工に勤しむ気さくなおじさんです。30代に、縁あって化粧品業界にはいりました。それから数十年が経過した今も肌トラブルは いっこうに減らない。どうしてか?

小田は考えました。よく「体質を改善する」という言葉を耳にするけれど、それは本当だろうか?人は誰でも「生命の設計図」といわれるDNAに遺伝情 報をもっている。未だ解明できていない部分が多いDNAだけれど、染色体の数は決まっていて、両親から受け継いだ情報をもって生まれてくる。その情報が壊 れたりすると、健康な赤ちゃんが生まれてこない。体質を改善する努力も必要だと思うけれど、それには限界もあるのでは?なにせ人それぞれのDNAは、全て が親から受け継いだオリジナルなのだから。一人一人違うDNA。

小田は、十人十色の異なった肌や体質に合った商品、つまり「誰にでも合う化粧品」が作れないかを悩みました。そして、自分は工場で作る人でもないし、実際に使うこともしない男であることに、化粧品説明の大きなギャップも感じていたのです。

悩み続けた結果、自分は女性の想いを作り手に伝え、女性が求めている要望を橋渡しする役目があると感じ、サイモス60の開発がスタートしたのです。