さて、小田が水に注目したそもそもの理由は、化粧品の仕事に就いたからです。最初にお話したとおり、小田は男ですから化粧をしない。今でこそ男性化 粧品という言葉も見聞きしますが、多くの男性は化粧をされないと思います。少しネットに書かれている情報を見てみたのですが、大陸毎、地域毎、国毎に化粧 の歴史も様々で驚きの情報をたくさん知ることが出来ました。
今回の撮影中、小田に質問されました。「女性はどのぐらいの時間化粧していると思う？」って。カメラマンは男です。カメラを回しながら考えている と、答えは「殆ど24時間化粧するんだよ」とのこと。女性は大変です。男性と違い、毎日の行動に化粧する時間の幅を考えて行動しているんですもの。
皆さんはどうして毎日お化粧をしていますか？それぞれ何かの意味を持ってお化粧していると思います。「彼とデート」という方もあれば、「今日は面接 の日」とか「○○記念日」、「なんとなく...それは普通のことだしね」、と言う人もいらっしゃるでしょう。小田は「誰にでも合う化粧品」のことを日々考 えながら、化粧って「感謝の気持」を表現する1つの方法だと理解するようになりました。
決められた正解は無いと思いますが、そんなことを意識して化粧すると、「自分らしい化粧ってどんなものか」を考えさせられます。