生命力。
この言葉は掴みにくい、とてもぼんやりした表現に思えますが、人間は自然から多くの生命力を得ていると言えます。
植物が大木になるまで何年もの歳月をかけます。それらは、最初たった一粒の「種」からスタートします。その種が大木になる時の生命力の一部は種のDNAに宿っているかもしれませんが、水を吸いあげ、太陽の光で光合成し大きくなります。たった一粒の種が勝手に成長するのではなく、自然の恵みを存分に吸収する「種」自身の力と相互に作用していると考えるのが自然です。