住まい - もっとも身近な環境

住む家を選ぶ時、その場所、眺望、便利という見た目や雰囲気だけで選ぶ方は少ないと思います。昔と比べ家の中の様子は様変わりしています。手洗いは食器も洗濯機も自動になり、防犯や騒音・冷暖房にたいおうするために防音材や断熱材で密閉され、場合によっては全体が電気で機能する家も増えているようです。とにかく便利と効率を重視した家が増えています。

日本の建物の軒(のき)、庇(ひさし)、床下という工夫は四季と梅雨を考えて作られてきたのかもしれません。便利で快適を得る時、片方では犠牲にしているものがあることを考えることは大切です。