社長コラム

Column From The President

第4回コラム(十年以上紆余曲折を経て、シナジーは完成しました)

すべての商品の基となっているシナジー・ウォーターの完成には、十年以上の紆余曲折がありました。ご存じかもしれませんが、シナジーは日々バージョンアップしています。水の持つ情報のレベルを、進化させ続けて今日に至るのです。そもそもトラブルの起こらない化粧品を作りたいという気持ちから水の研究を始めたわけですが、知れば知るほど、水が生体にとっていかに重要かがはっきりとしてきた。だけどなかなか実証するものがない。それで今から13年前に、肌に悩みを抱える方たちを集めて研究会を作りました。当時は朝一番の尿から情報を転写した水を飲んでみたり、唾液から転写してみたり、手から転写してみたりと、今思えば笑い話ですが、とにかく一生懸命にあらゆる方法を試しました。もちろん化粧品への転写もしてみました。だけどいろいろやってみてわかったことは、「個人の情報そのもの」を転写してはいけない、ということでした。私たちは生き物です。常に変動していて、一定ではありません。それなのに、生体の一瞬の情報を採取して水に固定しても、それを摂取するときにはわたしたち自身がすでに変化しているため、そこに何らかのズレが生じ、悪影響を生みかねない。ではどうするべきなのか。わたしたちは、個性も違い、常に変動している個人個人に共通し、しかも固定された情報がないものかとさらに研究を重ね、個性というのはミネラルバランスによって決められているという仮説に至りました。これがいわゆる個人パターンです。もう一つ、万人に合う情報は存在するのかという問題にヒントを与えてくれたのは、中国の著名な気功師でした。彼はわたしの目の前で、全くそれぞれ症状の違う大勢の病人を一度に治したのです。これはまさに、すべての人に効く「何か」を与えているに違いない。それは気なのかエネルギーなのか、パワーだと言う人もいるだろう。そこでわたしは彼の気を水に記録させて持ち帰り、早速分析を始めました。

 

自分自身を護っているのは生命の個性という力

生物は親から生をうけ、死ぬまで生命の個性を持っています。両親の交わったDNAで細胞が作られ、たった一つの細胞から分裂を繰り返し何十兆という細胞になり、一つの個体を形成する。そして細胞はそれぞれ自分のコピーを繰り返し、生涯が終わる。ここにも一つの仮説を立てました。わたしたちが親から生を受けるとき、遺伝子が何らかのミネラルバランスの指令を出しているのではないかというものです。個性は何から生まれるのか、ということの答えがここにあります。生命というものは、まわりを取り囲むさまざまな性質から、自分自身の体質を侵されないよう護っている。これが生命の個性の力であり、気功師というのは部分ではなく、この生命の個性=体質に働きかけているのではないか。そこで気功師の気の情報の入った水から、60パターンの生体のサイモスを割り出すことに成功したのです。これは全くの偶然から生まれた成功でしたが、これら60パターンを今まで採取していた1万人もの個人パターンと照らし合わせてみると、見事に合致したのです。生き物は、必ず1番から48番までのいずれかのパターンを持っていて、60番目は万人に合う特別なパターンだということがわかりました。残念ながら、49から59番目までのパターンは、いまだにあてはまる生物に巡りあえません。ここにも何か生命の秘密が隠れているかもしれないとわたしは思っています。
情報のバージョンアップはこれからも止まることなく続いていきます。

こうして万人に合う60番目のパターン(サイモス60)と個人パターンが出来上がりましたが、最初はとてもデリケートなもので、他の影響をすぐに受けてしまう。これではダメだ、他の影響を受けない強さの情報を作らなければと、情報のバージョンアップに明け暮れる日々が始まったのです。わかりづらいと思いますが、情報同士を掛け合わせることで螺旋階段のようにパターンが一周まわるごとに高まっていく、とでも言いましょう。とにかく今は、最初のものよりもはるかに強く頼もしいパターンになっています。ですからみなさんが手にされる商品でも、より新しいもののほうが、バージョンの高い水を使っているということになります。とはいってもこれらはあくまで情報の世界の話で、成分的には何ら変わりはありません。それなのに、使用感や結果が違ってくるというのは、本当に不思議な話です。もう一つ、転写という行為の課程で大切なことがあります。情報というのは信号です。信号は、水から水へと伝達すること、電気回路に搬送されること、磁場によって記録させることができます。つまり転写とは、磁場を発生させ、電気回路にのせるということ。これは作業としては仕方のないことですが、非常に危険だとわたしは思っています。全国をまわってみてわかったのですが、磁石を通した浄水器の水を飲んでいる人は、個人のパターン(生命現象)が消えているといった現象がありました。わたしたちは情報の加工には磁場を使いますが、それを10のマイナス9乗という気の遠くなるような希釈を磁場をかけずに繰り返し、日にちをかけてじっくりと作っていくのです。こうすることでようやく身体に入れてもいい状態になり、それがシナジーや化粧品となります。この方法も、全く独自に地道な研究を続けた結果たどりついたものです。わたしたちは安全で役立つ商品をこれからも作り続けるため、バージョンアップの努力を止まることなく続けていきます。