CYMOS60

  • ライディック技術研究所
  • サイモス理論
  • MSC
  • サイモス60物語
  • 振動波
  • 動画
  • LIVING CYMOS

サイモス理論

13.光 光の膜

地球は発光体です。アポロが1969年に初めて、地球の外部から写真を撮ることに成功することができたのは、地球そのものが光を発していたからです。人間も発光体です。人間の身体をオーラという光子(バイオフォトン)がつつんでいる時、人間は光の膜におおわれた状態になります。仏像の背後には、波状の輪が描かれています。中世バロック建築内の壁画を描く細密画師イルミネーター達は、キリストの背後にやはり光の波状形を描いています。互恵心を持つことで、人はその原子核内から光子を放出することができるのでしょう。そのことを、仏像絵画や教会の細密画は端的に現しています。光は粒子と波動で構成されています。可視光線以外に、眼に見えない光があります。そのひとつはニュートリノ、宇宙光線です。宇宙線は別の銀河系からこの地球に指しこんできます。私達の生活の場は、常に無数の宇宙線につつまれています。宇宙線は、どんな固い物質をも通過します。植物に当たると突然変異種を生む誘因にもなります。人間を通過する時、霊感が湧いたり、直観がはたらいたりします。

眼に見えない光の中には、遠赤外線があります。それは、太陽光にも含まれています。炭火は良質の遠赤外線を放出します。よく、熱の力と混合されますが、遠赤外線は、極上のステーキを焼くエナジーを持っています。しかし、それは熱エネルギーではなく光エネルギーなのです。人体にも遠赤外線は有効です。血流を高め、体液を浄化します。古来から、日本の家屋は、夜は遠赤外線という光を放つ発光体となるよう、つくりこまれていました。瓦、土壁、竹の骨組み、和紙の障子、畳、すべて太陽の遠赤外線を昼間にたっぷり吸い込み、夜は絶妙の加減で人体に作用する光の膜となるのが日本の家の原点だったのです。光のCymosの膜につつまれた家で暮らす人の心には、温もりが芽生えるのです。

スペインには太陽の海岸コスタデルソルという地域があります。アフリカの風を肌で感じることのできる地域です。その海岸から100km位内陸に入ったところにイスラム文化の残した、究極の作品があります。アルハンブラ宮殿です。文化観光遺跡として世界最高の収入を誇っています。観光者数では、もっと多くの人々の集める場はたくさんあります。アルハンブラの場合、一人当たりの支払額が多いのです。施設の解説者は、ほとんど学識経験者です。それほど、この宮殿には様々なイコンが濃密に隠されているのです。それを発見するということに観光者達は感動します。もっともっとその奥の演技力について聞きたくなるのです。その費用をガイドに支払います。その額が世界一の観光収入となるのです。アルハンブラ宮殿は光と水の神殿です。宮殿そのものが発光体となり、光につつまれることを意図してデザインされています。六角形又は、八角形のアラベスクとよばれるイスラム独特の造形に光を集め、又、発するという機能を持つ力が隠されているのです。造形は光を集め、発する力を持っています。イスラムの人々は、そのことを熟知していたのです。アラベスクのタイルの上で果物は腐りにくく、水も酒もまろやかにする作用を持っています。光は、美しい造形の基に降り注ぎます。光は形を選び、色を選びながら常に循環し続けているのです。光の動きは、Cymosそのものです。波状のうねりは、螺旋状になり、天と地を結ぶのです。1秒間に30万kmの速度で動く光の作用を真摯に知り尽くすことが、どれほど地球人として大切なことか説く為に宗教に関する学問の全てがあります。光が身の回りをつつみ、周囲に輝きをもたらし、そのCymos現象が、究極のエネルギーとなり、富をもたらします。国も、企業も、町も、家も、個も、皆、光のオーラにつつまれる為にエナジーを放出し続けているのです。

1.サイモス理論2.魂 空 3.生命 細胞 4.意識 背骨 5.心 ゆらぎ
6.秩序 自己組織化7.情報 潜在能力の育成8.編集 同質の結晶9.創造 臨界点の生命力
10.花 宇宙の花11.水 波紋12.大気 奇跡のバランス 13.光 光の膜14.根茎 根茎の結び
15.房 極小の房16.群 吸引力17.波 地球の呼吸TOP