分子構造の小さな水は、腐りにくいといいます。分子が大きいと他の分子と引っ付いてしまうのです。引っ付いた分子同士は粘着性があり、又、次の分子を引き寄せ、より大きな分子へと進展してしまいます。弱い者が群をつくり、擬似的に力をつけようとするかのようです。明確な意思もなく、ただ、なんとなく流れについていってしまう群集心理に引き込まれる人間の集団化現象に似ています。この集団には、社会を動かすような力は生まれません。強力なCymosは生まれないのです。むしろ弱点を生み出します。分子構造の大きな水は、すぐ腐ります。熱力学の第二法則である、地上の物質の酸化現象をモロに受けてしまうのです。そんな水でつくった料理も腐りやすく、勿論、味もいいはずはありません。
反対に分子構造の小さな水の場合はどうでしょう。クラスター(房)の小さな水のことです。この水は、他の分子との結合をかたくなに拒みます。単分子でいようと努力するのです。はっきりとした哲学を持ち、個の存在と役割を悟って生きようとする人のようです。単純な誘惑には乗りません。理念の共有者として認識しない限り、融合しないのです。そんな水は極めて腐敗しにくいのです。そんな水が含まれた食べ物はまろやかでおいしいのです。このような極小のクラスターの水は、細胞の奥の原子核のCymosを癒します。このような水は、どのようにすればできるのでしょう。水道水の上で3カラット位のダイヤモンドを揺らしても分子は小さくなります。
光に反応するのです。水に圧力をかける方法もあります。地下水のときの状態を、水に思いださせるのです。水に混じっている微量のミネラルの中のひとつの細胞の核には、30億の文字暗号が描かれています。そこには、水が太古の地下水であった状況が暗号として、刷り込まれているのです。
その情報を思い出させるには、地下に置いた時のように水に圧力をかけると同時に、地下に眠る幾層かの物質を通過させてやることなのです。炭素の層、粘土の層、小石の層、砂の層などを通過させた後、一定の圧力をかけるという行為を繰り返すと、水の分子は極小になり、強く触媒力を持つ水に生まれ変わるのです。ただ、クラスターは小さくなり、単分子化の状態はキープしますが、永遠ではありません。実は、水そのものが太古の記憶を甦らせるのではないのです。水に含まれる成分としてのミネラル元素が記憶を取り戻すのです。その作用によって水という液体は、触媒となります。物質の原子の奥の原子核の周囲を回る電子の動きを極小にするようなはたらきを生み出す触媒です。薬石を世界の各地から集め、絶妙の調配合によって生み出された触媒も、その組み合わせの妙の力で、各々の薬石に含まれるミネラル元素が太古の記憶を再生するという結果がでています。この薬石を、毒性の強い農薬に混入するだけで分解するという驚異的な分析結果もでています。同様にそのような薬石を水道水に混入すると、分子構造をどんどん小さくしていきます。強く、腐敗しにくくおいしい水になるのです。この水を、ウィスキーやコーヒーやご飯に噴霧すると、やはり水分の分子構造を小さくする力によってまろやかでおいしいものに変わります。極小の房の連鎖は、このように人と自然を活性化する力を持つのです。
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